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SBI FXトレードの取引画面には、その日の高値と安値が2か所に出ています。チャートの日足と、注文を出す2WAYパネルです。同じ相場の同じ1日なのに、この2つの数字はほぼ毎日ちがいます。ふだんは気にならない差ですが、自分で決めた線のすぐそばでは、「割った」と「届いていない」が画面によって分かれます。なぜちがうのか、SBIの説明と、9月の日記の数字を並べて書きます。
同じ日の高値と安値が、2か所でちがう
9月25日(金)の南アフリカランド円です。チャートの日足と2WAYパネルの数字を並べました。
| 9月25日 | チャートの日足 | 2WAYパネル | 差 |
|---|---|---|---|
| 高値 | 9.6947 | 9.6972 | 0.25銭 |
| 安値 | 9.6051 | 9.6089 | 0.38銭 |
高値も安値も、パネルのほうが高く出ています。差はどちらも1銭に届きません。1万通貨なら25円と38円です。
ところが、この日のわたしの買いの線は9.6087でした。チャートの安値9.6051は線を0.36銭割っていて、パネルの安値9.6089は線の0.02銭上で止まっています。同じ日の同じ相場で、見る画面によって「買いの合図が出た日」にも「出なかった日」にもなります。
答えはSBIの「よくある質問」にあった
SBI FXトレードの「よくある質問」に、そのままの問いがありました。答えを短くまとめると、次のとおりです。
- レート(2WAYパネル)の高値・安値は、BidとAskのMid(中央値)です。
- チャートの高値・安値は、BidかAsk、表示しているほうの価格です。
- そのため、2つの高値・安値は一致しません。
Bidは売るときの値段、Askは買うときの値段です。その差がスプレッドで、南アフリカランド円は0.78銭でした(9月25日の引けの画面)。わたしのチャートはBid表示にしているので、チャートの高値・安値は「売る値段」の高値・安値です。パネルはその真ん中、つまりBidにスプレッドの半分を足した値段で記録しています。
| 9月25日の引け | 値段 | 何の値段か |
|---|---|---|
| Bid | 9.6351 | 売るときの値段(チャート) |
| Mid | 9.6390 | BidとAskの真ん中(パネルの高値・安値) |
| Ask | 9.6429 | 買うときの値段 |
スプレッドが0.78銭なら、MidはBidより0.39銭高くなります。9月25日の安値で確かめると、チャートの安値9.6051に0.39銭を足して9.6090です。パネルの安値は9.6089で、0.01銭しかちがいません。
売る値段、買う値段、そのあいだ。
9月後半の差を並べてみた
日記では毎日、両方の数字を書き留めています。9月17日から25日までの7営業日の差(パネル−チャート)です。
| 日付 | 高値の差 | 安値の差 |
|---|---|---|
| 9/17 | 0.25銭 | 0.39銭 |
| 9/18 | 0.25銭 | 0.44銭 |
| 9/21 | 0.25銭 | 0.44銭 |
| 9/22 | 0.39銭 | 0.44銭 |
| 9/23 | 0.39銭 | 0.25銭 |
| 9/24 | 0.25銭 | 0.39銭 |
| 9/25 | 0.25銭 | 0.38銭 |
14の数字のうち、スプレッドの半分にあたる0.38〜0.39銭は5つです。残りは0.25銭が6つ、0.44銭が3つでした。7日とも、パネルのほうが高く出ています。
0.39銭はMidの説明どおりです。0.25銭と0.44銭になる理由は、わたしにはまだ分かりません。スプレッドが時間帯によって変わるのか、チャートとパネルで1日の区切りの時刻がちがうのか、SBIの説明には書かれていません。
もっと大きくずれた日もあります。9月4日は高値の差が2.55銭、9月16日は1.12銭でした。この2日も理由は分かっていません。分からないことは、分からないまま記録しています。
線のすぐそばでだけ、判定が変わる
差は1日に0.25〜0.44銭ほどです。線から離れた日なら、どちらの画面を見ても答えは同じです。判定が割れるのは、高値か安値が線から0.5銭以内に来た日だけです。日記の中で、そういう日が何度かありました。
| 日付 | 線 | チャート | パネル |
|---|---|---|---|
| 8/31 | 買い 9.8666 | 安値が0.37銭下(割った) | 安値が0.02銭上(届かず) |
| 9/4 | 利確 | 高値が1.77銭下(届かず) | 高値が0.78銭上(超えた) |
| 9/25 | 買い 9.6087 | 安値が0.36銭下(割った) | 安値が0.02銭上(届かず) |
8月31日と9月25日は、ほとんど同じ形です。チャートでは割っていて、パネルでは0.02銭届いていません。9月4日は差が2.55銭と大きかったので、逆にパネルでだけ利確の線を超えていました。
3つの値段の、どれで線を見るか
実際に売買する値段は、売るときがBid、買うときがAskです。9月25日の安値の瞬間を、3つの値段で並べるとこうなります(Askはスプレッド0.78銭で計算した推定です)。
| 9月25日の安値 | 値段 | 買いの線9.6087との差 |
|---|---|---|
| チャート(Bid) | 9.6051 | 0.36銭下 |
| パネル(Mid) | 9.6089 | 0.02銭上 |
| 買える値段(Ask・推定) | 約9.6129 | 0.42銭上 |
いちばん安い瞬間でも、実際に買える値段は線の0.42銭上でした。チャートで「割った」日でも、その値段で買えたわけではありません。
売るほうは話が逆です。利確はBidで約定するので、チャート(Bid)の高値が利確の線を超えていれば、その瞬間は線の上で売れる値段がついていたことになります。
この日記では、線の判定をチャートの日足で行い、線をまたぐ日だけは両方の画面の数字を書く、と決めています。どの値段で見るのが正しいかではなく、毎日同じものさしで記録するためです。ものさしが途中で変わると、「合図が何回出たか」を比べられなくなります。
- ①SBI FXトレードでは、チャートとパネルで高値・安値の値段の種類がちがいます。チャートは表示しているBidかAsk、パネルはBidとAskの真ん中(Mid)です。
チャートは売る値段。パネルは真ん中の値段。
- ②差はふだん1銭に届きません。9月後半は0.25〜0.44銭で、7日ともパネルのほうが高く出ました。0.39銭はMidで説明がつき、0.25銭と0.44銭の理由はまだ分かりません。
説明がつく差と、つかない差がある。
- ③判定が割れるのは、線のすぐそばの日だけです。買うときの値段はAskなので、チャートで割っても、その値段で買えたとはかぎりません。ものさしを1つに決めて、割れた日は両方を書いています。
線から遠い日は、どの画面でも答えは同じ。
スワップが何日分つくかは、その④のスワップカレンダーの読み方に書きました。線の間隔と維持率の決め方は、その①とその②にあります。
高金利通貨を持っていると、含み損をスワップで埋めてプラスにできたらいいな、と思います。たぶん、わたしだけではないはずです。10月12日(月)の次回は、いま持っている6本の含み損が、スワップでどこまで埋まっているのかを日記の数字で計算します。7月7日に買った玉は、スワップだけで1,043円になりました。含み損が消えるより先に、スワップを足した差引がゼロに届く。その順番の話です。



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