南アフリカランドのスワップは何日分つくか|SBI FXトレードのカレンダーの読み方

コラム
ランド投資の基礎
その④
2026.09.14
SBI FXトレード

スワップは毎日おなじ額がつくものだと思っていました。実際は、0円の日もあれば、7日分がまとめてつく日もあります。SBI FXトレードには「スワップカレンダー」というページがあって、どの日に何日分つくのかが先に書いてあります。この記事は、その読み方と、読めるようになるまでに2回まちがえた話です。

「木曜は3日分」だと思っていました

FXのスワップは、土日のぶんが平日のどこかにまとめてつきます。よく「水曜に3日分」と説明されますが、SBI FXトレードのZAR/JPYは木曜でした。それで「木曜は3日分」と覚えていたのですが、2026年9月3日の木曜は4日分でした。次の週の9月10日は3日分、その次の9月17日は7日分です。9月24日にいたっては0日分で、前日の水曜に3日分がまとまっています。

木曜が3日なのではありません。カレンダーにそう書いてある日が3日なだけでした。

木曜 ZAR/JPYの日数 1万通貨だと
9月3日 4日 +48円
9月10日 3日 +36円
9月17日 7日 +84円
9月24日 0日 0円

カレンダーはどこにあるか

SBI FXトレードの取引画面で、左上のメニューを開いて「投資情報」を押すと、その中に「スワップ履歴」があります。ここがスワップカレンダーです。URLの末尾は tab=SwCalender になっています。

表は通貨ペアごとに、左から「SWAP日数」「売」「買」の3列が並んでいます。買いで持っているなら、いちばん右の「買」の列を見ます。日数はその左の列です。

読み方① 自分の通貨ペアの列だけを縦に見る

日数は通貨ペアごとにちがいます。同じ週でも、ZAR/JPYが水曜3日・木曜0日のときに、CHF/TRYは木曜が3日、ということが起きます。2026年9月23日から24日がちょうどそうなっています。

一覧を横に眺めていると、よその通貨ペアの数字が目に入ってしまいます。自分が持っている通貨ペアの列だけを、縦に見るのがコツです。

読み方② 日付の行の金額は、その日のうちにつく

9月10日の行に書いてある金額は、9月10日のうちに口座へ反映されます。

ここが少しややこしいところで、翌朝の5時前に画面を開くと、そこに増えているのは前日の行のぶんです。だから「今日はいくらつくのか」を知りたいときは、今日の日付の行を見ます。前の日の行を見て「増えていない」と思ったことが、何度かありました。

読み方③ 週で7日分。休みが挟まると9日にも5日にもなる

2026年9月のZAR/JPYの買い日数を、週ごとに並べるとこうなります。日曜と月曜はすべて「-」で0日でした。

週 火 水 木 金 土 週計
9/1週 1 1 4 0 1 7
9/8週 1 1 3 1 1 7
9/15週 1 1 7 0 0 9
9/22週 0 3 0 1 1 5
9/29〜 1 1 — — — 2
9月合計 30

基本は週で7日分です。祝日が絡むと前後に動きます。9月17日が7日分もあるのは日本の連休(9月21日から23日)が控えているからで、9月24日が0日なのは南アフリカのHeritage Dayが重なっているからです。9月7日はニューヨークが休場でした。

読み方④ 減った日は前借り。合計は変わらない

0日の日を見ると損をした気になりますが、どこかで前借りしているだけです。9月15日週の9日分と9月22日週の5日分を足すと14日分で、ちょうど2週間ぶんになります。

9月をぜんぶ足すと30日分です。9月の日数と同じでした。週単位で見ると多かったり少なかったりしますが、月でならすと日数と合います。

0日の日は、損をした日ではない。前借りを返している日だ。

読み方⑤ 将来の日付は、日数だけが出ている

先の日付を見ると、日数は入っているのに金額が0のことがあります。まだ確定していないからです。日数は先まで分かるので予定は立てられますが、金額はその日になるまで決まりません。金利が動けば額も動きます。

いくらになるのか

2026年9月のZAR/JPYの買いスワップは、1万通貨で1日12円でした。日数をかけると、こうなります。

日数 1000通貨 1万通貨 10万通貨
1日 +1.2円 +12円 +120円
3日 +3.6円 +36円 +360円
4日 +4.8円 +48円 +480円
7日 +8.4円 +84円 +840円
9月合計(30日) +36円 +360円 +3,600円

※スワップの額は毎日変わります。この表は2026年9月の水準で計算したものです。

買った玉は、いつからつくのか

買ったその日の行の対象にはなりません。持ったまま取引日をまたいだ、その翌日の行からです。

9月3日の木曜に2本買いました。その日は4日分・48円の日でしたが、この2本には付いていません。最初に付いたのは9月5日の土曜で、12円でした。9月8日に買った玉も同じで、9月9日の水曜からです。

木曜の大きい日数を狙って、その日に買っても間に合わないということになります。

注意書きと、実際の数字が合っていません

ここは正直に書いておきます。建玉一覧の注意書きには「ZAR/JPYは10万通貨あたり」と書いてあります。それなら1万通貨には10分の1、1日1.2円のはずです。

ところが自分の口座では、カレンダーに表示された額が、1万通貨の建玉にそのまま付いています。

日 カレンダーの日数 1万通貨1本についた額
8月13日 3日 +36円
9月3日 4日 +48円
9月9日 1日 +12円
9月10日 3日 +36円
9月11日 1日 +12円

10倍ちがいます。どちらが正しいのかは分かりません。書き方の問題なのか、通貨ペアによって基準がちがうのか、そこまでは確かめられていません。

ただ、自分の口座で起きていることははっきりしています。1万通貨で12円、1000通貨ならその10分の1で1.2円です。はじめて持つときは、1000通貨を1本だけ買って、次の日に増えた額を自分の目で見るのがいちばん確実だと思います。数字は口座が教えてくれます。

予告して、答え合わせをしています

毎日の記事で「明日は何円つくか」を書いて、翌日に照らし合わせています。

8月13日から28日まで7回続けて当たり、8月29日に外しました。土曜ぶんを数え落としていました。9月3日にも外しています。木曜を3日と決めつけて、実際は4日でした。そのあとは9月4日から12日まで8回続けて当たっています。

外した2回は、どちらもカレンダーを見ずに書いた回でした。当てているのではなく、見ているだけです。

当てているのではない。見ているだけだ。

まとめ

📌 スワップカレンダーの読み方・5つ
  • ①自分の通貨ペアの列だけを縦に見る。日数は通貨ペアごとにちがいます。
  • ②今日の日付の行を見る。その日のうちに反映されます。翌朝に増えているのは前日の行のぶんです。
  • ③木曜が3日とはかぎらない。0日も4日も7日もあります。祝日が絡むと前後に動きます。
  • ④減った日は前借り。月でならすと日数と合います。9月は30日分でした。
  • ⑤買った日の行には付かない。持ったまま取引日をまたいだ、翌日の行からです。

スワップは、持っているだけで増える数少ないものです。ただ、いつ何日分つくのかを知らないままだと、増えていない日に不安になって、まとめてついた日に理由が分からないままになります。カレンダーを開くだけで、その両方がなくなりました。

次回の柱記事

9月28日(月)公開予定。「同じ相場なのに、画面で高値と安値がちがう」。チャートの日足と取引画面の高値・安値が、毎日0.25銭ほどずれています。9月4日には2.55銭ずれました。ふだんは気にならないこの差が、買いの線をまたぐ日にだけ効いてきます。この差に気づいてから、線の判定にどちらの数字を使うかを決めました。その決め方を書きます。

カレンダーを開くだけで、増えていない日の不安がなくなりました。 — こども部屋おじさん

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