📈 今週の値動き──10円をうかがって、突き落とされた週
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値(月曜) | 9.8111 |
| 高値(木曜・SARB直前) | 9.9662 |
| 安値(金曜) | 9.6363 |
| 終値(週足) | 9.7256 |
| 週間値幅 | 0.3299円 |
週の形をひとことで言えば、「上がって、落ちて、少し戻った」。月曜9.81円台で始まり、木曜の夜には9.9662円まで上昇して10円の大台をうかがいました。ところがその直後、SARB(南アフリカ準備銀行)が政策金利を7.00%で据え置き。市場は6月CPIの上振れを受けて利上げをほぼ織り込んでいたので、完全な肩透かしです。ここからランドは対ドルでも売られ、金曜には9.6363円まで一気に突っ込みました。
週足は上ヒゲ0.1551円の陰線。週間の値幅は0.3299円と、今年でも指折りの荒さでした。10円が見えたところから33銭下まで振られたわけで、こういう週にどう動いたかが、そのまま一年の成績になっていくのだと思います。
📋 日別の確定損益──決済は4回、すべて勝ち
| 日付 | 確定損益 | 内訳 |
|---|---|---|
| 7/20(月) | ±0円 | 約定なし |
| 7/21(火) | +822円 | 2本決済(9.8046→9.8662 +630/9.8787→9.8951 +192) |
| 7/22(水) | +409円 | 1本決済(9.8750→9.9159・4.09pips) |
| 7/23(木) | +455円 | 1本決済(+273)+スワップ+182 |
| 7/24(金) | ±0円 | 新規1本のみ、決済なし |
| 週計 | +1,686円 | 実現+1,462/スワップ+224 |
決済は4回、4勝0敗。7/6以降の決済は、これで10本すべて勝ちになりました。2026年の累計は前週末の64,363円から66,049円へ。数字だけ見れば、静かに良い週です。
🔢 今週いちばんの数字──建玉が「1本」まで減った
でも、今週を本当に説明する数字は損益ではありません。建玉の本数です。
| タイミング | 出来事 | 建玉 |
|---|---|---|
| 7/20 週初 | — | 4本(40,000通貨) |
| 7/21 14:45/16:56 | 2本決済 | 2本(20,000通貨) |
| 7/22 17:06/22:21 | 1本買って、同日に決済 | 2本(20,000通貨) |
| 7/23 10:33 | 1本決済 | 1本(10,000通貨) |
| 7/23 21:44/22:35 | SARB前後に2本買い | 3本(30,000通貨) |
| 7/24 05:07 | 1本買い | 4本(40,000通貨) |
週の頭は4本。利確を重ねて、木曜の朝には1本まで減りました。そしてその11時間後、SARB発表の15分前に、僕は買っています。ここが今週いちばん書いておきたいところです。
💬 本音──なぜ発表15分前に買ったのか
先週の週間まとめで、僕は宿題をひとつ残していました。「イベント前の時間のルールが要るのではないか」。前日の記事で「今夜は何もしない」と書いておきながら、SARB発表の15分前に買ってしまったからです。
一週間考えて、自分なりの答えが出ました。あのとき、持っていたのが1本だったからです。
朝の利確で建玉が1本になった。その状態でイベントを迎えると、どう転んでも取り分が小さい。だから僕はこう考えました。買っておけば、上がってもいい。下がっても、その玉からスワップが取れる。どちらに転んでも受け取るものがある——そう思ったから、発表前に手が出たんです。時間の問題というより、本数が欲しかった。それが正直な理由でした。
結果として、その玉(9.9315円)はいま−2,059円の含み損です。判断としては褒められません。でも、動機そのものは間違っていなかったとも思っています。スワップで積み上げるやり方は、結局本数がすべてだからです。玉が1本しかない口座は、待っていても何も増えません。
ところが金曜、その同じ僕が、まるで逆のことをしました。ランド円が9.6363円まで落ちた。ルールは「もう1本、検討」と言っていた。値段の条件も満たしていた。それなのに、買えなかった。急に下がると、怖くて手が動かない。
本数が欲しくてイベント前に飛びつく僕と、下がった瞬間に固まって買えない僕。これは別々の失敗に見えて、たぶん同じひとつの問題です。どちらも「本数」をめぐる気持ちの揺れで、片方は前のめり、片方は後ずさり。値段のルールは去年より確実に良くなったのに、この揺れだけは、まだ手つかずで残っています。
正直に言えば、これは永遠の悩みなのだと思います。10年やっていても消えません。ただ、消えないなら消えないなりに、付き合い方は決められるはずです。僕がやりたいのは、勇気を出して底で買うことではなく、いい感じで本数を集めること。焦って前のめりにもならず、下げに固まって取り逃がしもしない、その真ん中の道です。
💰 週末の口座状況(7/25時点)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 資産評価額 | 378,653円 |
| 預託金残高 | 384,112円 |
| 損益評価額(含み) | −5,459円 |
| 建玉数量 | 40,000通貨(4本・平均9.8711円) |
| 証拠金維持率 | 2,432.26% |
| 新規注文可能額 | 363,085円 |
含み損は−5,459円で、これは過去最大の水面下です。ただし実効レバレッジは約1.03倍、維持率は2,432%。本命の8円台まで買い下がる余力は、まだ十分に残っています。含み損が過去最大なのに預託金残高も過去最高、というのが今の口座の正体です。この2つは別の帳簿だと、何度でも自分に言い聞かせます。
🔍 来週に向けて
- ①次の買い目安は9.68円台。いちばん下の玉が④9.7375円になったので、その約5銭下=9.6875円あたりの明確な滞在が次の1本です。今週の安値9.6363円は、すでにそこを5銭下回っていました。つまり来週は、同じ場面がまた来る可能性が高い。
「次に9.68円台が来たら、そのとき自分がどう動いたか」──来週はそこを必ず記録します。
- ②次の利確は8.4銭上。④9.7375円が③9.8216円の建値に届いたら1本決済。ルールは何も変わっていません。
- ③本命は8円台、余力は36.3万円。ここは動きません。ただし今週わかったとおり、余力があることと、実際に買えることは別の話です。お金の準備はできている。あとは気持ちの準備の方法を決めるだけ。
来週の頭は、月曜朝にコラム「おじさんの投資遍歴」の最終回・第7回「谷底までの三年間」を公開します。全損までの3年間の話です。今週こうして「怖くて買えない」と書いた自分と、あの頃の自分がどうつながっているのか——書きながら、たぶん自分でも確かめることになると思います。



コメント