【8/20】ZAR/JPY 9.83円台|買いの線まであと1.02銭。届いていたら、その日のうちに売りの合図が出ていた

日次レポート
dailyZAR/JPYニュース&トレード日記2026年8月20日(木)
9.8302
ZAR/JPY 終値(8/19)
7.00%
南ア政策金利(据え置き)
▲ 0.0239
前日比(+0.24%)

📊 今日の注目ニュース

19日 17:00 南ア統計局
🇿🇦 南アの7月インフレ率は4.3% ── 予想を下回った

南アフリカの7月の消費者物価指数は、前年同月比4.3%の上昇でした。6月の5.0%から低下し、市場のコンセンサス予想だった4.5%も下回っています。中東情勢の緊張がいったん緩んだことで、エネルギー価格が下がったことが背景です。

南ア準備銀行のインフレ目標は3%を中心にプラスマイナス1ポイント。4.3%はその上限をわずかに上回る水準です。ただしこの低下は一時的との見方が多く、総合インフレ率は2027年の初めにかけて上昇していくと予想されています。そのためSARBは当面、いまの姿勢を保つとみられています。次の会合は9月23日です。

1か月ぶりのランド直撃材料でしたが、数字はランドにとって弱いほうでした。それなのにランドは上がっています。あとで書きます。
19日 22時前後 NY市場
💵 ドルが急落 ── 米財務省が長期債の買い戻しを倍増

19日のニューヨーク市場で、ドルが急速に売られました。ドル円は一時158円17銭まで下落。前日は159円台後半まで上がって160円をうかがっていたところからの、大きな反転です。

きっかけは米財務省の発表でした。長期の利付債を対象にした流動性支援の買い戻しオペについて、1回あたりの規模を少なくとも2倍に拡大するというもの。残存10〜20年と20〜30年が対象で、上限20億ドルを40億ドル以上に引き上げます。世界的に利回りが急上昇していることへの対応とみられ、米10年債利回りは4.63%台へ急低下しました。

中央銀行ではなく財務省の発表で、1円以上動きました。見ておくべき役所が、ひとつ増えた気がします。
19日 商品市場
🛢️ 原油が85ドル台へ ── 中東がまた緊迫している

NY原油先物は85ドル台から86ドルをうかがう水準で高止まりしています。ホルムズ海峡の開放をめぐって、米国とイランの姿勢は平行線のままです。

8月5日には80ドルを割り込んで「ランドには追い風」と書きました。8月10日に81ドル、そして今は85ドル台。2週間で上へ戻ってきています。一昨日の日本のGDPで輸入減がプラス要因になっていたのも、元をたどればこの海峡の話でした。

7月は100ドル、8月5日は80ドル割れ、いまは85ドル台。この日記で原油の向きを書くたびに、翌週ひっくり返っています。

📋 昨日(8/19)のわたしのトレード報告──あと1.02銭

8月19日のランド円は、始値9.8140、高値9.8454、安値9.7818、終値9.8302。値幅は6.36銭でした。

約定はありません。預託金残高は387,679円のまま、7営業日つづけて1円も動いていません。

ただし、昨日は静かな日ではありませんでした。

照合項目 ライン 8/19の値 結果
利確の合図 9.8716 高値 9.8454 届かず(2.62銭下)
買い足しの合図 9.7716 安値 9.7818 あと1.02銭

安値9.7818。買いの線まで、あと1.02銭でした。

🎯 4営業日つづけて近づいて、いちばん近いところまで来た

昨日の記事で「3営業日つづけて近づいている」と書きました。その続きです。

日付 安値 買いライン9.7716まで
8/13(木) 9.8306 5.90銭
8/14(金) 9.8148 4.32銭
8/17(月) 9.8088 3.72銭
8/18(火) 9.8043 3.27銭
8/19(水) 9.7818 1.02銭

5.90 → 4.32 → 3.72 → 3.27 → 1.02銭。4営業日つづけて縮んで、この8月でいちばん近いところまで来ました(前の最接近は8月11日の1.80銭)。

1.02銭は、1万通貨で102円ぶんの値動きです。昨日の値幅6.36銭の、6分の1にも足りません。

そして安値をつけたあと、終値9.8302まで4.84銭も戻しました。一日の値幅の76%を、下から上へ戻した形です。線のぎりぎりまで下げて、そこから跳ね返された一日でした。

🧮 もし届いていたら、その日のうちに売りの合図が出ていた

昨日の記事で、こう書きました。「買えれば、売りの合図が5銭下りてくる」。これを昨日の実際の値動きに当てはめると、こうなります。

📐 9.7716で買えていた場合の、8月19日

買った瞬間、最安玉は④9.7716になり、利確ラインは9.8216へ下りてきます。

8月19日の高値は9.8454。新しいラインを2.38銭超えています。つまり同じ日のうちに、売りの合図が出ていたことになります。

終値9.8302も、そのラインの0.86銭上。線の上で引けています。買った玉の含みは、終値ベースで+586円です。

「買うことは、売る準備でもある」と昨日書いた話が、そのまま同じ日のうちに起きる計算でした。1.02銭足りなかったせいで、買いも売りも起きていません。

もちろんこれは、届かなかった話です。届いていたら、で数えるのは危ないので、金額を悔しがるのはやめておきます。ただ、買いの線に触れることの意味は、はっきり見えました。触れれば1本増えて、線が10銭ぶん下に引き直されて、その日のうちに売り場が来ることもある。

🌏 上がったのはランドか、円か ── 理由はアメリカにあった

昨日のランド円は+2.39銭。ところが円クロスを並べると、妙なことになっています。

通貨ペア 8/19 朝 8/20 朝 変化
ドル円 159.5962 158.2444 −0.85%(円高)
ポンド円 216.0215 215.3210 −0.32%(円高)
豪ドル円 113.0939 112.7543 −0.30%(円高)
ランド円 9.8063 9.8302 +0.24%
ドルランド(逆算) 16.2749 16.0977 −1.09%(ランド高)

円は主要通貨に対して全面高です。それなのに、ランド円だけが上がりました。内訳はこうなります。

内訳 動いた幅
円が上がったぶん(押し下げる向き) −8.31銭
ランド自身が上がったぶん +10.70銭
差し引き +2.39銭

ランドの強さが、円高を完全に打ち消して上回りました。ドルランドの16.0977は、8月に入っていちばんランドが高い水準です。一昨日の16.2749がいちばん安かったので、2日で反対の端まで行ったことになります。

ここで引っかかることがあります。ランドの材料は、弱いほうだったのです。7月のCPIは予想の4.5%を下回る4.3%。利上げ観測が高まる数字ではありません。

それでもランドが上がった。理由は南アフリカではなく、アメリカの財務省の発表でドルが全面的に売られたからです。ドルが売られれば、その裏側にある通貨は自動的に上がります。円も上がりましたが、ランドはそれ以上に上がった。それだけの話でした。

ランドの日に、ランドの話で動かなかった。

📉 ③がまた含み益に戻った

一昨日「③がついに含み損に」と書きました。1日で戻っています。

日付 ③の評価損益
8/18朝 +65円
8/19朝 −153円
8/20朝 +90円

終値9.8302は、③の建値9.8216を0.86銭上回っています。スワップの+311円と合わせると、③だけで+401円です。

損益評価額も−2,134円から−1,375円へ、759円ぶん軽くなりました。

🔁 スワップ ── 予告どおり+36円、今日は3日分

スワップは1本+12円、3本で+36円。1,149円から1,185円になりました。8月19日(水)は1日分。昨日の記事の予告どおりです。

そして今日8月20日(木)は、カレンダーでは3日分。1本36円前後、3本で110円前後がつく見込みです。今週いちばん大きい日になります。

📌 現在の建玉(3本)

建玉 建値 評価損益 スワップ 状態
③(7/23建) 9.8216 +90円 +311円 最安玉。含み益に復帰
②(7/23建) 9.9315 −1,009円 +311円 28日目
①(7/07建) 9.9941 −1,635円 +563円 44日目・最古
合計 平均 9.9157 −2,554円 +1,185円 30,000通貨

いまの位置を確かめておきます。終値9.8302から、買いの線9.7716までは5.86銭下、利確の線9.8716までは4.14銭上。10銭の帯の、少し上寄りにいます。

± 0円
8/19の確定損益(約定なし・7営業日連続)
+69,616円
2026年累計
+36円
8/19のスワップ(建玉累計+1,185円)
3,279%
証拠金維持率

💰 現在の口座状況(8/20時点)

🔍 注目点

📌 あと1.02銭で、何が変わっていたか
  • ①4営業日つづけて近づいて、1.02銭まで来た。5.90 → 4.32 → 3.72 → 3.27 → 1.02銭。8月でいちばん近い距離です。1.02銭は1万通貨で102円ぶん。昨日の値幅6.36銭の、6分の1にも足りません。
    近いところまで来たことと、届いたことは、別のこと。
  • ②届いていたら、その日のうちに売りの合図が出ていた。9.7716で買えば利確ラインは9.8216。昨日の高値9.8454は、それを2.38銭超えています。昨日書いた「買うことは売る準備でもある」が、同じ日のうちに起きる計算でした。
    一段下で買えると、その日の高値が売り場になる。
  • ③ランドの日に、ランドの話では動かなかった。南アのCPIは予想を下回る弱い数字。それなのにランドは1.09%上げました。動かしたのはアメリカの財務省の発表です。材料の国と、動く理由の国は、別のことがあります。
    名前のついた材料が、いつも主役とはかぎらない。

今日は3日分のスワップがつく日です。次の線は買い9.7716、利確9.8716。昨日いちばん近づいたのは、下の線でした。

今日も動かない。買いたいな。 — こども部屋おじさん

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