【7/15】ZAR/JPY 9.89円台|米CPI鈍化でV字反発、9.85割れは一瞬だった

日次レポート
dailyZAR/JPYニュース&トレード日記2026年7月15日(水)
9.8984
ZAR/JPY 終値(7/14)
7.00%
南ア政策金利(SARB)
▲ +0.03
前日比

📊 今日の注目ニュース

14日 米国
🇺🇸 米6月CPIが予想を下回る大幅鈍化──利上げ観測が後退

14日夜(日本時間21:30)発表の米6月消費者物価指数は、前年比+3.5%と5月の+4.2%から大きく鈍化し、市場予想(+3.8%)も下回りました。前月比では−0.4%と約6年ぶりの低下。コア指数も前月比横ばいと落ち着き、直前まで高まっていたFRBの利上げ観測が一気に後退しました。米金利は低下し、市場はリスク選好に傾いています。

「米利上げ」は高金利通貨ランドの一番の商売敵。その警戒が緩んだ夜、ランド円がどう動いたか——下のトレード報告のチャートの話につながります。
14日 市場
📈 ランド円は9.82円台から9.89円台へ、鮮やかなV字反発──貴金属も上昇

14日のZAR/JPYは日中じり安が続き、一時9.8240円まで下落。ついに9.85円を割り込みました。ところが夜の米CPIを境に流れは一変、9.89円台まで買い戻されて終値9.8984円(前日比+0.03円)と4日ぶりの反発に。貴金属市場も上昇して引け、金産出国ランドを支えました。日中値幅は約9.7銭と、久々に動いた一日です。

先週「動かないと物足りない」と書いた僕に、相場が「ほら動いたぞ」と返してきた形。ただし僕の望んだ方向とタイミングではなかったのですが……。
本日の経済指標
📅 今日は中国デー──実質GDP(2Q)が11時発表、SARBまであと8日

本日11:00に中国の4-6月期実質GDP(予想+4.5%)、小売売上高、鉱工業生産がまとめて発表されます。中国は南アフリカ最大の貿易相手国。資源需要を左右する中国景気の数字は、ランドにとって間接どころかほぼ直撃の材料です。朝8:50には日本の機械受注も。本丸のSARB政策金利発表(7/23)まで、あと8日になりました。

CPIで上向いた流れを中国GDPが後押しするのか、水を差すのか。10円台回復への試金石です。

📋 昨日(7/14)のわたしのトレード報告──9.85割れは、来た。でも。

昨日の取引はありません。買い3本(平均9.9361円)をそのまま抱えた一日でした。

ただ、書かなければいけないことがあります。昨日の安値は9.8240円——おととい「4本目はここの明確な割れで検討」と書いた9.85円を、実際に割り込みました。そして僕は、買いませんでした。夜のCPIであっという間にV字で戻ってしまい、結果的に見送りです。

そして、もうひとつ痛いのがこの計算。月曜にフライングで買った3本目は9.8887円。もしルール通り「明確な割れ」を待っていれば、昨日の9.84円前後で建てられていた可能性が高い。その差、約4銭=10,000通貨で約400円。ルール違反のツケは、翌日にはもう数字になって返ってきました。授業料としては安い方——そう思うことにします。

建玉 建値 評価損益 スワップ 状態
③(7/13建) 9.8887 +94円 +14円 含み益に浮上
①(7/10建) 9.9257 −276円 +28円 回復待ち
②(7/7建) 9.9941 −960円 +98円 回復待ち
合計 平均 9.9361 −1,142円 +140円

皮肉なことに、3本の中で唯一の含み益が、あのルール違反玉③(+94円)。V字反発のおかげで全体の含み損も先週末より軽くなりました。スワップの積み上がりは合計+140円。②の玉は単独で+98円と、着々と「待つ理由」を作ってくれています。

取引なし
確定損益 0円 / 累計+64,002円
平均 9.9361
買3本・30,000通貨
+140円
スワップ積み上がり──3本体制で加速中
3,218%
証拠金維持率──余裕は変わらず

💰 現在の口座状況(7/15時点)

🔍 注目点

📌 おじさんのチェックポイント──「動いてほしい」の正体
  • ①フライングのツケ、約400円。ルールを守っていれば、同じ3本目を約4銭安く建てられました。金額は小さくても、これが積み重なるのが相場です。「あと少しだから」と前倒しで動くことに、良いことはひとつもない——昨日の値動きが、僕の代わりに証明してくれました。
    相場は最高の教師です。ただし授業料は後払いで、領収書もくれません。
  • ②それでも、ポジションは良くなった。V字反発で③は含み益に浮上、全体の含み損も−1,002円まで縮小。スワップは3本体制で1日約20円ペースに加速しています。動かない間も、この「毎日の+20円」が僕の味方です。
  • ③ルールは変わらず。次も9.85円の明確な割れで検討。昨日のような一瞬の割れ→即V字は「明確」とは呼びません。じっくり値段が滞在したときだけ検討します。上は10円台回復が焦点。今日の中国GDPと、8日後のSARBを静かに待ちます。
待っていれば9.84円で買えた。フライングの授業料、約400円なり。 — こども部屋おじさん

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